SDVXのS乱(S-RANDOM)を布教する記事
この記事は,B4UT Advent Calendar 2023 の参加記事です.他の方の記事は以下から見ることが出来ます。
https://b4utmzi.wixsite.com/b4ut/advent-calendar-2023
(この記事は大体インペリアル1くらいの地力の人を対象として書かれています。それより上手い人には参考にならない可能性が高いです。また、S-RANDOMオプションをS乱と表記しています)
[目次]
はじめに
皆さん、S乱かけてますか~?*1
かけてなくていいです*2*3、みんなS乱なんか遊んでる暇あったら基本的には1718のP埋めとか19のスコア詰めとかで地力を上げたほうがいいです。
とはいえそればかりでは飽きてくるし、前述したような地力上げは一気にVFが上昇する時期が来るまでは成長が実感できず、なかなか精神的にも苦しい事が多いです。*4
そんな中でもしやることに行き詰まった場合、気分転換になるようなオプションとしておすすめなのがS乱になってきます。
今回の記事ではS乱をプレイすることによるメリット、具体的な方法(プレー時のコツ)、おすすめの練習曲などを紹介していきたいと思います。
ご挨拶が遅れました。B4UT3rdのねすとと申します。メインはアーケードでボルテ(20.935)、CHUNITHM(17.35)、ポップン(49半埋、48全埋)、オンゲキ(少しだけ)などを遊んでいます。
また、最近は家で遊べるゲームで7鍵の練習もしています。
レベル19の未SはDyscontrolled galaxy(MXM)、A Lasting Promise(MXM)*5です。投げないで下さい。
S乱の何がいいのか
- ランダムと比較して
SDVXには譜面を正規の形からバラすオプションとして、S乱以外にもRANDOM(以下、乱)と呼ばれるものが存在します。
両者の違いとして、乱は譜面の降ってくる場所がレーンごとに決まっている(例えば、元譜面でAのレーンに降ってくるノーツはずっとCレーンに降ってくる)のですが、S乱の場合は降ってくるレーンがノーツごとに抽選されています。
例えばAレーンのノーツがBに行くこともRにいくこともある、といった感じですね。
乱をかけたときには、FXノーツが本来の位置とは反対側に位置する「FX反転」と呼ばれる現象がよく生じます。
普段あまりプレーしない方にはイメージしにくいと思うのですが、SDVXはFXロングが絡む譜面が多く、FX反転が起きると非常に難しい譜面になり、何もさせてもらえない虚無の2分間を過ごす可能性がかなり高まります。
また、後述するのですが乱、S乱をプレーする際につまみを回している手の親指で同時に鍵盤を操作する、という技術がほぼ必須になってきます。
BTボタンはつまみとの位置が近いので基本的にどの位置にレーンが抽選されても対応できるのですが、FXノーツの場合その位置の遠さから手がある程度大きくないと同時につまみと回せないという現象が生じます。
主に以上の2点により、乱におけるFX反転は非常に難易度の高いものとなっています*6
一方でS乱はそもそも降ってくるレーンがノーツ毎に抽選しているため、常に本来の位置とは逆にFXが降ってくるという現象が起きえないわけです。
このことにより33円(ないしは40円)をドブに捨てる確率が非常に低くなってくれるので、乱との差別化要員になっています。
なお話が横道にそれるのですが、乱、S乱を癖がついた譜面にかけて正規のベストを更新する、といった使い方をする場合は乱のほうがおすすめです。
Pフリーを使ってあたり譜面引くまで粘着しましょう。*7
観測している範囲でも癖の付いた20に乱をかけてSランクを出し、VFを上げている人が数人いらっしゃるのでかなり真面目に有りな選択肢ではないかと思っています。
そのような場合はS乱でバラけた譜面に対する対応力を上げ、乱あたり待ちをするのがいいかと思われます。
- 正規譜面の練習にもなる
S乱では譜面が横に広くなることが多く、また使用上縦連打が交じることが多いです。このような譜面を正確に捌くには横認識をする必要性が出てきます。*8
つまりS乱を恒常的にプレーしていると、譜面の見方が同時押し主体になるというわけですね。
個人的な感想なのですが、SDVXの譜面は5以前では同時押しが少なく、複雑な形の階段や縦方向へのハンドスピードなどで難易度を上げている譜面が多かったように思います。
このような譜面は横認識でも縦認識でもある程度対応が可能です。
しかし今作(EXCEED GEAR)に入ってから横認識を使うと有利になるような譜面が多くなってきたように感じます。ぱっと思いつく例では「つまみが存在しない譜面」として話題になった蠍火や灰燼ですね。
また、最近は17や18など下位難易度にもこのような傾向の譜面が多くなってきました。例えば最近追加されたVoice 7 Voice!!!!!!!などですね。
こういった譜面にSDVXだけで対応するのはややむずかしいところがあるのですが、S乱のプレーが少しは打開策になるのかな、と思います*9
- 片手処理が楽になる
後述なのですがS乱をプレーする時はつまみと同時に鍵盤を親指で取る必要があります。
これを悪用活用すると、正規譜面でも難しい片手処理で負担を軽減するズルをすることができます。例えばBTの場合、、、
B4UT片手トリルアンチ部の一員なので
もちろんこんなことばっかりしていると片手力が壊滅*10してくるので、適度に通常の片手処理を行いつつ、P狙い時にのみ裏技的に使うのがおすすめです。
さらに少々手の大きさに依存し人種差別的ではありますが、慣れてくるとFXノーツとつまみを片手で取ることも可能です。
また、FXロングの最後に同側のつまみが降ってくる、出張を暗記する前提であろう配置*11を、親指で普通にFXを取りつつ小指でつまみを回すことで処理して気持ちよくなることもできます。
S乱の練習法
ここまでご覧になってくださった皆様はすでにゲームセンターに駆け込んで水槽のクジラ[MXM]のS乱を10連奏したくなっていることと存じますが、少し待って下さい。
S乱をプレーする前にいくつか習得しておくと便利な技能が有り、これがあるとより快適なランダムライフ*12を送ることができます。
- つまみ+親指鍵盤
何回も出てきたアレですね。これができるとできないとでは大きくプレーの快適性が変わってきます。
全くの未経験の人はまずは通常譜面であるDogeza Stairs [MXM]で感覚を掴むのがおすすめです。BCと取ったらADロングを魂込めて親指で押しましょう。
慣れてきたらPUC~998が安定するような難易度で乱やS乱をかけていきましょう。前述の内容と矛盾するようですが、乱は基本的にFX反転を引かなければS乱よりも簡単になりますし、譜面の予測もしやすいです。なので最初はFX反転を引く覚悟で何度か乱で練習するのも手だと思います。
このような中で徐々に感覚が掴めてくると思います。はじめはADの処理、そこから徐々にBCやLRの処理と押せるバリエーションを広げていきましょう。
マッチング待機画面やプレー前画面でエアプするのも有りだと思います。*13
- 横認識の意識
前述の通りS乱をかけると譜面が横に広くなり縦認識よりも横認識が役立つ場面が増えていきます。
筆者もそこまで認識力がある方ではなく、間違った意見になってしまうかもしれないのですが、目線の固定*14と同時押しの意識を行うことで少しは認識が横に寄るような気がします。
またもや話が横道にそれるのですがのSDVXの同時押しって特にFXとBTが重なってる場合って見にくいことが多いので完全6レーンになるオプションが欲しくなっている今日この頃です。
概ねこの2点が把握できていれば乱やS乱をプレーする下地ができているのではないかと思います。それでは具体的にS乱をかけていて楽しい譜面を紹介していきましょう。
おすすめ練習曲
練習曲を紹介する前に、S乱にはBPM200以上の16分以上の間隔の鍵盤は縦連として配置されないという仕様があります。
このことを覚えていると選曲時になんとなく練習になりそう、やっていて楽しそうな譜面が把握できるようになります(もちろんある程度元の譜面を知っていることが前提となりますが)
- レベル16
- Absurd Gaff[EXH]
BPM160の16分鍵盤を基本にした譜面で、同時押しが少ないので縦連混じりの鍵盤をさばくいい練習になると思います。また途中に来る裏拍直角+片手地帯もそのままとっても楽しいですし親指鍵盤の練習にもなります。
しかしこの譜面の真骨頂は数回降ってくる12分縦連だと思っています。正規でも楽しいのですがS乱をかけると難しいが押せないほどでもない、バラけた12分ガチ押しになり光った時は脳汁モノです。
2. 孤独の番人[EXH]
190というBPMながら16分鍵盤よりも8分が主体となっており、縦連に悩まされることが少なくストレスフリーに遊べる譜面です。特に何度か降ってくるつまみ+八分片手はS乱をかけることでFXも混じった複雑な片手処理に変貌し、さながら遅めのBl∞min' [MXM]ラストのようになります。個人的には親指鍵盤を使うより片手で押し切ったほうが楽しいかな、とは思います。
- レベル17
- CRITICAL LINE [EXH]
世界。BPM128のガチ押しを余すところなく味わえます。開幕10秒でもう楽しい。
この譜面をプレーする際に自分がKKMではないことを深く後悔することになる*15のですが、それを補って有り余る快楽を得られるのでぜひともプレーしてほしいです。
2.Emperor's Divide [EXH]
当たると面白い。BPMも220のため縦連回避がなされますし孤独の番人とおなじような面白さが味わえると思います。だんだん解説が雑になってきましたね。
有名気味なので紹介はしてないですが、大宇宙赤や修道女、Freaky重などももちろん良い譜面になるためおすすめです。
大宇宙は特にS乱をかけるとイグノアザーズ[MXM]にあるような複雑なFXBT複合の鍵盤が降ってきて練習になると思います。
また、ボーカル系の曲は八分主体が多くBPM問わず遊びやすい譜面になることが多い*16のでこちらもいろいろ試してみて下さい。打打打打打打打打打のS乱はプレーしないで下さい。
- レベル18
- The Formula [MXM]
フォロワーにもイチオシされた譜面です。いわずもがなBPM144のガチ割れ大当たり地帯はガチ押し大当たり地帯に変貌し、非常に価値のあるSDVX体験をすることができます。
更に中盤のロング地帯はありとあらゆる指を駆使してロングを抑えつつ小指でつまみを突き回すという通常のSDVXではありえないような動きを体験することができます。極めておすすめ。
この難易度は迂闊にS乱をかけると地力的に何もさせてもらえない譜面が降ってくることも多いのですが、ゼニスやパニホリ、きたさいたまなどもオススメです。筆者も普段あまりやらないので開拓していきたい。
終わりに
いかがでしたでしょうか?*17
皆さんにもこの記事を通してS乱の楽しさが伝わっていれば幸いです。ん?今真夏の海の修道女(MXM)S乱でS出すまでゲーセン出ないって言ったよね?
ちなみにS乱(通常の乱も)はマッチング時に譜面同期が行われるのでアリーナやMEGAMIXでは同じ譜面でプレーすることができます。ぜひともゲーセンでお会いした際には一緒にプレーしましょう。お読みいただきありがとうございました。
譜面画像はSDVX譜面保管所様(https://sdvx.in/)よりお借りしました。
*1:地獄に落ちろ!
*2:部内戦本番でS乱をかけるのはやめよう!
*3:なんかこの記事書きながらドルチイワテの配信見てたらS乱やっててワロタ
*4:逆に急に20Sとかが増え始める時期が存在して急に神のゲームになる
*5:S乱かけたらS乗るかと思ったらクリア落ちした
*6:でも某米国最強ボルテプレイヤーはFX反転でメイヘム乱PUCしてるらしい。なんで?
*7:ちなみに体感7割位FX反転を引くような気がするのですが、統計的な根拠はないです
*8:縦認識、横認識の話についてはググると丁寧に解説してあるサイトが出てくると思います。
*9:一番いいのはレーンがいっぱいあってノーツがいっぱい降ってくるゲーム(不特定多数)やることだと思う
*10:また俺?
*12:MASTER13+
*13:並びいないのは確認しよう
*14:視点変更って何ですっけ
*15:KKMであればこの譜面をおそらく100%楽しめるため
*16:泥の分際はめっちゃ人選ぶけどプレーする価値あり
*17:いかがでしたでしょうか
【オンゲキ】レート16になったので出来るようになったこととならなかったことを考える
お久しぶりです
久しぶりに140文字より長い文章を書くのでウンウンうなりつつキーボードを叩いています。
近況なんですが期せずして壁と3つのボタンとレバーをしばくゲームにハマった結果、サウンドボルテックスそっちのけで一ヶ月で㊙円をつぎ込み無事レート16になりました。
割と目標にしていた値なので素直に嬉しいです。
虹レートは割と鍵盤っぽい譜面を触るだけでなれてしまうこともあり、壁との移行やレバーとの混フレなどオンゲキ特有の操作が増える14、14+を詰めないと狙えないレート16を目標としてプレイしてきました。
今回は備忘録として他機種を頑張ってた人間がオンゲキをやった結果何が出来るようになり、何が出来るようにならなかったかを記録しておこうと思います。
結局のところただの自分語り欲の補完なのですが、自分は他人の書いたこの手の文章を読むのも大好きなのでどこかの同族のオタクに届くことを願って書いて行きます。
また、ある程度他の機種をやってきた人間がオンゲキのチュートリアル的なものをどう吸収すればいいかの参考になったら良いなとも思います(弱腰)
・出来るようになったこと
鍵盤の認識(形)
これは顕著ですね。
ラブジャス、ラクガキストに代表されるような6レーンに鍵盤が均等に配置されている譜面は他の機種で6鍵盤の認識に慣れている人だったらわりあい押せる場合が多いんじゃないかなと思います。
問題となってくるのが壁やレバーに合わせて降ってくる散発的な鍵盤です。オンゲキを触りはじめの段階だと、鍵盤が内側2ボタンを押せば良いのか外側2ボタンを押せば良いのかわからなくなると思います。少なくとも自分はそうでした。
ここで一つ言えるのが、「オンゲキの基本は外側2ボタン×2での4レーンである」ということです。少なくとも運営はそう譜面を作っていて基本的な鍵盤は赤緑緑青だと考えているように感じます。そして左手での緑青処理、右手での赤緑処理は難所やアクセントとして入れてくることが多いと思われます。
ですので基本は外側4ボタンを用いた指押しとし、中間に配置されている色である緑を基準にどちら側に残りの赤青ボタンが付属しているかによって適宜例外的な内側4ボタンを用いた指押しを認識してあげる、というのが割と分かりやすく対処できる方法ではないかと感じました。
ちなみに降ってくる場所だけで認識しようとすると任意の譜面で無限に虚空を押すことになりモチベが消失します。自分は緑色を意識するまで一生これでウンウン唸っていました。
全押しを使った簡略
多分他の機種で横認識を頑張ってた人なら六個以内の同時押しくらいは全押ししないでも捌けるよ!って人が多いと思いますが、このゲームレバーor壁と同時に複雑な片手処理させてきたりもするので「オンゲキ」がうまくなりたいなら適切に全押しが出来ると強いんじゃないかなと思います。
何より鍵盤の認識に割くリソースをリズムキープだけにして他のデバイスの操作に当てられる強みはかなりのものです。マニエラのレバガチャ地帯とか顕著です。
オンゲキ特有の操作(認識面)
壁出張、ホールドの判定移行、レバーor壁+3つ押しと全押しが交互に振ってくる配置(エバラスとかオプファーとか)など
順番に
・出張来そうだな...って気配を察知する、ハイスピを遅くする
・ホールドを持ち替えた場合あとから押した方のホールドは意地でも離さないことを意識する
・横認識で鍵盤と他のデバイスの同時押し意識、縦連になる方のボタンを二回押すことへの意識を1:1くらいで持つ
といい感じにできるようになりました。
まあここらへんはボルテで言う片手処理とかつまみ出張みたいなものなので自然にやってれば身につきそう。身につくまでにかかるクレ数をどう減らすかという方向で意識していたことたちです。
他機種に逃げるという選択
オンゲキをやってたら半年くらい上達の見られなかったボルテとBMSがうまい具合に成長してくれました。それぞれの機種におけるボタンの押し方に対する癖がオンゲキのおかげで消えてくれたように感じます。ジストニアとまでは行かないけどなんとなく違和感がある場合は他の機種をやるのが良いのかもしれないです。某ダイナミクス15制覇も似たようなこと言ってたので割と合ってるはず
・出来るようにならなかったこと
鍵盤の認識(色)
ちょっとでも色が本来の位置からずれた場所に配置されると途端に押せなくなります。
出来なくてもなんとかなる曲も多いです。がやっぱりオンゲキというゲームの特徴の一つなので上手くなりたいもの。
真面目な話するとハイスピ落としてレバーの操作を小さめにすればいけるんじゃないかと妄想してます
このゲーム弾幕が難しい割にその要素を練習できる下位楽曲が少なくてしんどい...
オンゲキ特有の操作(物理難なもの)
物理難というのは8割くらい壁と鍵盤の移行です(残り2割はtitaniaの最後とかドンファイのラストにあるような純粋に地力不足で押せない鍵盤)。
このゲーム壁と鍵盤の距離が遠すぎるのか純粋に着地力が足りてないのか分からないんですがBPMが早ければ早いほどすっぽ抜けてボタンじゃないところを押してしまいがちな傾向にありました。難易度13~14くらいでこの手の譜面の練習になる曲あったらこっそりツイッターで教えてください。
未だに藍の華の青壁交互が押せなくて鳥プラ出ないしTempestissimoは例の場所押せなくて鳥乗らないです。これからの課題ですね。
・おわりに
今までなんとなく触ってこなかった機種なのですがやってみないと気づけない面白さがあるゲームでした。ボルテ好きな人とか指、アプリゲーで運指組むのに慣れてる人は多分ハマるんじゃないかなと思います。
自分もまだまだ上手くなりたいのでとりあえず14+の全鳥と16.5を目指しつつ頑張りたいと思います。柏木美亜さんを愛でるぞ。
23.到達してしまった僕らの夢と希望の最之果 EXH PUC
・狙ったきっかけ
20.5を踏むにおいて何かカッコよさげな曲で決めたかった為。ボルテ4時代にクリアでかなり苦戦させられた譜面なので思い出補正も若干あり。
・曲情報、オプション、回数
BPM=188
Chain=1943
Option=none
HS=900
判定=黄色±0,青+5
Chain数が奇数なの何となく気持ち悪さある
・主な死因まとめ
11,12,13小節
頻出する形。P出した日はほぼ100%通っていたが別日に敵情視察のつもりで1クレ通した時には70%ほどの勝率しかなかった。序盤とはいえ三連続で叩かされる上に通らないと集中力が消費されていくので安定する日に狙うのが吉かもしれない。
BCを片手で取るのが安牌だがそもそもBPM的に手前の階段をFX拘束した状態で光らせるのが今の地力では厳しめだったのでB,Dをしっかり合わせることを意識して乗り切った。Pを出した日は0敗。
19~22小節
個人的最難所。n敗。一見すると非常に癖が付きやすそうな配置をしているが、実際に癖が付く。癖が付きそうだなあと思いながら読んで欲しい。癖が付くので。
小節ごとに分けて見てみる。
19小節
筆者は右利きなのでガチ押ししたがそれでも地力不足ゆえFXを押す手が誤作動した。できるだけ指を立てることと入りのARを意識。
20小節,21小節前半
21小節は連続で認識すると左手が多忙すぎて押せなくなりがちなので前半でいったん区切る。左のABAAが非常に癖の付きやすい配置をしており、ABで一旦認識を切り替えてAA+直角と見ることで解決した。
21小節後半、22小節
右利きなので当然押せず、TAKUYAに泣きながら謝罪するしかなくなる。FX拘束大宇宙自体はよくある配置だが到達のそれは直前に左ABAAがあり非常に負担が高いので地力が足りないとガチ押ししにくくなっている。
なんとか応急処置的に考えた運指。先日知り合いとRA片手って意外に押せるよねといった話をしていたのが役に立った感ある。直前との兼ね合いで忙しいので体を筐体の左側に寄せて右手を稼働しやすくすることで勝率50%くらいには持っていけた。
26小節
レイト吐いて1敗。FXからは全部16分、曲を聴けってことらしい。
35小節
BCBの内始めのBがつまみに重なっているのに戸惑い1敗。押しやすさ的にも視認性的にもCBCにしてくれると良かったのにと少し思う。
49,50小節
つまみがすっぽ抜けて1敗。この手の直角は早め意識しないとめっちゃ抜けるので怖い。
59,63小節
単純に手が窮屈で難しい。入りと抜けのトリルをきちんと押すことを意識すること、入りで早ニアを出して終わりにならないようきちんと1打目を目押しすることを意識していた。こういう縦連を何も考えず光らせられる地力が欲しすぎる。2敗。
65小節
運指ゲーミング。最初の片手デニムは腕を内側に入れて(原義の土下座するときみたいな感じ)手首を使って押していた。
三回目のデニムはABを右の21で押し、両手で処理した。クロニエールをやっとくと楽かもしれない。
またメモリアの序盤にある縦連やパニホリGRVの4つ片手トリルなどでも言えることだが自分は配置されているノーツよりもよりも1打多く入れることで安定感が増したように感じた(到達の場合は最後にRを空打ちして6回のトリルとして処理)。多分1敗。
74小節
Lが抜けて1敗。単純に地力不足なので17のFX絡み曲をもっと埋めねばなあという気持ち。
81小節
一度もやらかさなかったが普段ABCやDCBを421の固定で取るような人(自分)はCBCを212で処理せねばならずかなり手首の角度的に無理があるのでここに関しては手を移動させて取った方が良さそう。こんなところでやらかしたらもったいないおばけがでるので要暗記かも。
86小節
到達は三度刺す
純粋に難しいがAを完全に意識の外に追いやってLBを右で押すことに集中していた。
トリルが右レーンに移動する際に左手がRを押せずに虚空を押すことがままあったのでマッチング待機画面で要練習かもしれない。またBPM188は意外に早いので配置面以外でも速度に押されないよう全力気味に押したい。あとお気持ち程度だが最後のRCを目押しするのも安定感向上に役立っていたかもしれない。1敗。
・完走した感想
地力不足を補うためPF二回ほど粘着したが曲も譜面も良すぎてストレスが一切たまらないという稀有な経験をした。Ayatsugu_Otowa最高!ここまで明確なラス殺しだと逆に諦めがついて気持ちが切り替えられるのも良かったかもしれない。
なにはともあれインぺ2までの折り返しは踏めたので気長に頑張っていく所存。
76.Pure Evil (Kobaryo FTN-Remix) EXH PUC
・はじめに
17、18のPUCがそれなりに増えてきたので中でも特に難産だったもの、意識や運指を組んだものなどについて記録を残していきたいと思います。ほぼ見返して自己満足に浸るためのものですがこれから狙う人の参考になるなどすれば幸いです。
またブログの形式に関しましては大葉のてんぷら様が誰でもテンプレにして良いと許可を出されている体裁をパクらせて頂いています。この場を借りてお礼申し上げます。
・狙ったきっかけ
出回っている難易度表の17.9欄を見て唯一自分でも手が届きそうだと思ったため。自分はかなり目押しに寄ったプレイヤーなので開幕のリズム難が無効譜面であり勝率を上げやすかったのが原因だと思う。
・曲情報、オプション、回数
BPM=380
Chain=1636
option=mirror
HS=870
判定=黄色±0,青+5
・主な死因まとめ
開幕
多分人によっては最難所となる地帯。ここに関しては曲に合わせに行くより目押しするといいんじゃないかなと思う。今作からms判定表示が追加されたこととPFで実質無限にやり直せることからPUCを狙った後に数分余った時間で速度を指にしみこませてみる練習をするのもアリなのではないか。
自分は左手が弱かったので14小節までは右手で2つカバー、15、16小節は右でDBを押し切る自信がなかったのでかなり左手早め意識でガチ押しした。多分2~3敗
40小節
個人的最難所。速さを利用してBC餡蜜、右手DADや左右の手で三鍵ずつ担当させてみるなど色んな運指を試してみたが安定せず結局ガチ押しで光らせた。じゃあ記事書く必要ある?
右手が走ってアーリーを吐きがちだったので左BABで意識をしっかり区切って新たにCDを押す意識が肝だった気がします。ロングはBPM380を頭の中で唱えつつ左手を移動させて頑張る。6敗ほど
52小節
直角にAが被って見にくくレイトを吐いて一敗。赤直角と同時にAを押すこととABCDの16分を意識したら安定して光るようになった。
73,75,169,171小節
布団イビル名物。
自分はこの手の配置が得意なのでガチ押ししたがそれでも結構な頻度でアーリーを吐いて苦労した。しっかり5つの塊で意識を区切ることとRA(またはLD)の縦方向の動きを押し切ることを意識。フォロワー曰く餡蜜でも光るらしいが自分には合わなかった。餡蜜する場合はRA,LDを遅めで同時押しらしい。多分4~5敗
つまみ
初めて中盤まで通った時に緊張して一敗。そのまま0-1を出して軽く凹んだ。
なんてことはないつまみだがキツめの視点変更と緊張であまり平常心では回せないと思うのでPFの間に通常クレを挟むなどとして練習しておくといいかもしれない。
113~118小節
なんてことない配置ではあるがこれも緊張で手がバグる。個人的には開幕とは対照的に曲を意識すると勝率が上がる気がした。背景でなってるFXの音を聞きつつRC、LBの横認識とCL、LC、BR、RBの縦移動を意識。1敗くらい。
145小節
緊張で一敗。別になんてことない配置なので今日の晩飯のこととか考えながらやると通る。
・完走した感想
PFとms表示でかなり易化した譜面だと思う。998くらいから一日で詰め切れたのでその辺りのスコアが出ていればワンチャンあるはず。逆にBPMが早いせいで難所以外ではアーリーを吐きにくい譜面であることも幸いした気がする。
こういった自分の得意傾向譜面には背伸びしてでも積極的にチャレンジしつつつまみ曲や片手トリルなどの苦手傾向にも向き合っていきたい。
原曲もAya2gも終わらんけど・・・
片手3鍵に対する考察
最近BMSをやっている上でSDVXにおける片手3鍵(Xepher GRV セイレーンMXM Air MXMに登場するようないわゆる片手で3つの鍵盤を処理する配置)への理解度が少し高まった気がするので文字の形で残すことにしておきます
・なぜ片手3鍵は難しいのか
まず一つに単純に指の独立性が求められるということがあげられるでしょう。
しかし5指の中で最も独立度の低い指は中指と薬指の二本です。このことはこれらの指を動かす腱が同一のものであることに起因するらしい(自分も詳しくはわからない)のですが、無理にこの二本を使わなくても片手3鍵を押すことはできます。例えば人薬子で固定など
となると他の要因があると言えそうです。
例えばXepherGRVを例に出してみましょう。押す指は親人薬を想定します。
右手でBPM180のDCB階段を連続4回処理しなければなりません。全部光らせるとなるとそれなりの地力を要すると思います。
しかし同じ曲の同じ箇所において「DCFXR」を4連続処理することを考えてみてください。これならまあまあ安定して光るような気がしませんか。
このことは手首の曲がり具合に起因すると考えます。つまり筐体に対して正対したとき、自然と指が配置されるようにボルテのボタンは配置されています。つまり右親指の定位置は「FXR」なわけです。それを無理やりBに載せて動かそうとするんだからそりゃ精度も取りにくいよねというわけです。
・対策
ではどのようにすれば片手3鍵が押せるようになるのか。ここでは現段階で考えている二通りの押し方を紹介します。
①親指以外の4本で処理する
「押し方」と銘打ったものの自然とこの方法を取っているという人も多いと思います。
親指は五指の中で特殊な生え方をしているので、これを省いてやれば手首を曲げず自然な配置としてBTを押すことができるわけです。
ただしこの方式は小指と薬指のいずれかを採用しなければならないという欠点があります。実際に押してみるとわかると思うのですが、これらの二本の指には力が入りにくく、独立性の観点からも親指に劣るのです。
このことは特にセイレーンMXMに登場する片手螺旋のような複雑な配置を捌くときにマイナスに働きます。
さらに手の小さい場合にはそもそもこの指の配置を実現できないという人もいると思います(自分もそうです)。
正確には指を思いきり広げるとボタン上に指を乗せることはできるのですがそうなると指が突っ張った状態となり動きが悪くなってしまいます。そうなると正確に打鍵できるというメリットも無くなってしまうわけです。
つまりそうした場合には親指を使わざるを得ないということになります。
②体のほうを傾ける
例えば右手側に階段が降ってきた場合、思い切り左に体を寄せることで、手首を曲げずに親指をBボタンに乗せることができます。
大体体の角度としては、画像のように筐体の角が体の正面に来る60度くらいが理想だと思います。前後の配置の忙しさを勘案して適宜変えていきましょう。
何度も例に出すのですがセイレーンのように前後の余裕がある場合はガッツリ向きを変え、Xepherのような前後の詰まった配置は気持ち程度に傾けるというのがいいと思います。
・終わりに
飽きてきたのでそろそろ終わりにしたいと思います。
ちなみに筆者のセイレーン~悲壮の竪琴~[MXM]のスコアは976です サウンドボルテックス最高!
↑これ書いてから1年くらいたってだいぶ地力上がったけど一方向に流れる時は人薬小、螺旋状の時は親人薬またはつまみ側の手で補助がいい気がする
日記
節目には文章を書けと偉い人が言っていた気がするので記憶が新しいうちに書きます。
・インペリアル
なりました。
本格的にSDVX始めたのが丁度ウニで虹になった中三の初めの頃だと思うので、苦節4年という計算になりますね。下手すぎワロタ
色々と勝因はあると思いますが、SOUND VOLTEX VI EXCEED GEARをプレイしたことが一番大きかったのではないでしょうか。これからインペリアルを目指す方の参考になれば幸いです!
ただ5までの19S/PUC偏重計算式から992、994、996...と刻んだスコア形式に変更されたことでよりインぺのなり方にバリエーションが増えたことは事実で、今までだいたい19S40曲弱+18P+2098HCなどに限定されていた目指し方がS済みの19を更に底上げしたり18の接続を狙ったりなど多様化してるっぽいです。
自分は特に18の995を狂ったように増やしてたタイプの人種なのでこの仕様変更はありがたかったですね。思うに18の995埋めで鍛えられる能力は難しい19をS乗せる能力ではなく簡単な19のスコアを底上げする力なんじゃないでしょうか。なにやったらサイハテS乗るの????????
最近の惜しいリザルト Vでもインぺなりたいね
追記3/31
なれました。
ラウンドワン南砂は思い入れのあるゲーセンなのでここで節目を迎えられたのは幸いでした。
18Pを旧筐体で出して演出見たかったのですが明らかに地力が足りず1617のP埋めてなれるところから始めるとボルテ6へのアプデが先に来てしまいそうなので泣く泣く19で上げました。
同じような境遇と地力帯の人が読んでいるかは分からないですが、VMでズルして演出だけ見る際にオススメなのは
①リサリシア、IX、メイヘムなどの稼ぎを旧筐体用に残す
②VMでノマゲかつSの状態を作りハードを旧筐体でつけて上げる
②だと月光乱舞89でインぺとかできます たのしいね
・大学生
横浜市立大学(どこ?)医学部医学科合格しました!大学生確定!!!!やったーーー pic.twitter.com/4XOQkMlrFE
— ねすと (@nen_haru) 2021年3月10日
なりました(予定)。
正確にはこれ書いてる時点で手続きしてないのでここから何らかの致命的な誤りをしてなれない可能性もあるけどそんな奴が医師になったら人が死ぬのでむしろそうあるべきです。
某ウイルスによる下船の一斉休業と休校とが無かったら今頃Twitterでクネクネしながら音ゲーのリザルトを垂れ流しているだけの存在なはずなので個人的には恩恵しかない一年だった気がします。
受験勉強というのがいざやってみると割と性に合っていたらしく、音ゲーの難易度表を周回したり単曲粘着する感覚で取り組めたのがなかなかという感じでした。一日一回感謝の難問題とその系統。
一方でツイのオタクたちのような逆を張りまくって色々やった挙句最小限の努力で合格する、といった受験に憧れがあるのも事実で、そういった方々には勝てないなあと思う今日この頃だったりします。
・今後
どうも二年次から忙しいらしいので一年のうちにぱしぱし鍵盤叩いて18P30個/発狂10段くらいにはなりたいなと思っています。がんばるぞい
次は弘前か館林に行ったときにでも
【BMS段位攻略】発狂4段編
お久しぶりです。久しぶりに音ゲーの記事を書きたいと思います。
発狂4段受かった wwwwwwwwwwwwwwwwww
— ねこぜ (@nen_haru) 2020年4月11日
ジャックオランタンはカス pic.twitter.com/EaEmHJlQKY
1曲目と3曲目に癖をつけて1年間停滞していた段位を遂に更新しました
ゲージ推移は20→70→18→26でした。2曲目以外気が抜けなくて相当厳しい
発4を受ける目安は★10が半分くらい易で埋まるくらいだと思います。
特に私のヒトミは開幕とラストに特徴的な縦連絡みがあり中盤もデニムで綺麗な配置をしているのが癖を引き起こしやすいです。
万全を期すなら★11、12を何周かしてからでも遅くはないと思います。
またこれはキーボードでBMSをしている方にしか関係ないですが皿のアサインを小指にしているとここら辺から独立性がかなり求められてくるので薬指に矯正するのもオススメです。
自分は皿を薬指にしてから5日で発4抜けられました。ジャックオランタン超やりやすい。
・単曲攻略
1曲目 ★10 私のヒトミ
屋上の扉の前 2人だけの秘密 許されない恋が引かれあうように
諸悪の根源です。
序盤と終盤にある例の配置は縦連部分だけ凝視して他は雰囲気で押してました。
通行料で30%くらいもってかれるけどしょうがない。
中盤のデニム交じり乱打は脱力して押すというより流す感じで行きましょう。
チュウニズムだと自己暗示しながらやると減るどころか回復できます。
ここで50%くらい残しておくと気が楽です。
2曲目 ★10 suffruti
個人差of個人差 私は得意だったので回復に感じましたが同時押しが苦手な人には相当きついと思います。
おススメの練習曲としては
★10水晶世界(同時押しも乱打も適度に入ってくる上に明確な外れ譜面があまりない)
★11Stargazer(同時押し全振り これに易が付けば相当安泰か)
らへんでしょうか
途中に1度だけ混じってくる32分トリルはトリルそのものよりもそこで認識を崩されるのが問題なのでトリル後の同時押し一打目をめちゃくちゃ意識しましょう。
三曲目 ★10 Jack 0' Lantern
ジャックオランタンが代
ジャックオランタンが代は
微縦連に 皿複合に
横認識不可能となりて
suffrutiで70残したゲージを開幕30秒で消し飛ばすまで
自分でも抜けたのが一回だけで解説できませんが強いて言うなら皿と1、2、3周辺の横認識を日頃から意識してると幸せになれるかもしれません。
最後の1鍵と皿の絡みが人間味を感じない。現代社会の闇。
四曲目 ★11 Le Rave
譜面傾向が同時押し→乱打→同時押し→乱打とはっきり変化している譜面です。
とはいうものの同時押しならsuffrutiの方が難しいし乱打なら私のヒトミやランタンの方が難しい(気がする)のでここまで来たならそんなに苦戦はしない気がします。
ただし開幕にまあまあ密度のある乱打が降ってくるのでランタンで一桁%くらいしか残っていない場合は要注意です。緊張すると手が銀枠或帝になる
・総評
やはり典型的な上から殴るべき段位な気がします。
とはいうものの音ゲーマーは段位をみると粘着したくなる生物(イルネスリリン945)(HE4VEN95)(クチャクチャ)なので安定して1曲目でゲージを残せるなら何回か挑戦するのも手ではあると思います。
ここからは更に脱力や指を立てる意識が必要になりそうなので頑張りたいですね。
ん?
苦節15分。
— ねこぜ (@nen_haru) 2020年4月11日
長く苦しい闘いでした。
発狂5段合格!!!!!!!!!!! pic.twitter.com/JD7G04j8kU
どの曲も私のヒトミより簡単で笑っちゃった(はい)
かいたひと:ねこぜ(Twitter @nen_haru)